2023年1月10日 (火)

最後の週

12月26日(月)

ケーキの残りをいただく。
昨日のうちにたべてしまわないでよかった。
冷蔵庫にしまうときは気が狂いそうだったけれど。

 

12月27日(火)

歩く。去年11月から毎日歩くようにしてきた。
15000歩いてもなんともないが20000を超えると翌日に響いた。
あたらしい靴がほしい。

 

12月28日(水)

Buttefly Soup 2」を始める。
秋にひっそりリリースされていたのを知らなかった。
前作から何も変わらない。本作が凡百のノベルゲームに埋もれないのは官能性がホントなところだと思う。
彼女たちが昼休みにお弁当を片手にしゃべっているとき、部活の練習中にだべっているとき、恋心から血が流れてチャットしているとき、いつでも過剰さはなくてホントに見える。

 

12月29日(木)

DDT プロレスリングTDC ホール大会を観る。
年内最終興行。上野選手は細身の体でハードな技を受けまくる試合スタイルを選んだのだと思う。会場は熱狂している。テレビの前の私も熱狂している。
挑戦者の覚悟と渡り合い、最後は大きく凌駕していく樋口選手は頼れる王者だ。試合後はノーサイド。それが自然に表れる感じが今の DDT に惹かれ続ける理由のひとつかもしれない。

 

12月30日(金)

昨日観た樋口 VS 上野をもういっかい観る。

 

12月31日(土)

一雫ライオン「二人の嘘」を読み終える。
そして松本清張。部屋のダンボールのどれかに入っている。でも書店で買って何度目かの「点と線」。

2022年12月31日 (土)

52週目

12月19日(月)

採血がいやだ。膝を擦りむいたり、足の小指の爪の端を引き剥がしたり、パインジュースを飲んで口の裏側から血が噴き出すのはいい。注射針を身体に入れるというのがにがてだ。

 

12月20日(火)

億劫な自動車学校。夜の運転。

 

12月21日(水)

座ってばかりの一日。

 

12月22日(木)

ゲーム「Stray」を進める。

 

12月23日(金)

新日本プロレスの大会を観る。大きな大会は漏れなく、小さな大会は少しだけ観てきた今年、印象に残っているのは春に行われたオカダカズチカ VS ザック・セイバーJrのタイトルマッチ。

 

12月24日(土)

劇団千年王國ロックミュージカル「ロミオとジュリエット」を観る。

 

12月25日(日)

ケーキをたべる。

2022年12月28日 (水)

51週目

12月12日(月)

友人と焼き鳥をかじりながら恋の話。

 

12月13日(火)

オンライン会議に消耗しちゃう。
ウェブカメラに消耗しちゃう。
映る自分に消耗しちゃう。

 

12月14日(水)

秋山準プロレスデビュー30周年記念大会その2を観る。
デビューして数年以内の選手達 4 人によるオープニングマッチが良かった。

 

12月15日(木)

DDT 新宿FACE 大会を観る。鈴木鼓太郎選手の芯の強いこと。
技をくらって受け身をとったあとの視線と姿勢や、ここぞと技を繰り出した直後の残心。四角いリングがぎゅうっと引き締まるようだ。
その姿に三沢光晴が浮かんでくるよ。

 

12月16日(金)

目がつかれている。プロレスの見過ぎだ。
動き回る裸の男達を、彼らの指先や視線を追いかけるのは楽しい。

 

12月17日(土)

大通の e-REVO でゲーム大会におじゃま。
知らないひとだらけ。諸事情で開始が1時間も遅れる。
落ち着かないのを鎮めるのは挨拶・世間バナシではなく、ゲーム。
だってゲームしたくて集まってきたのだからね。

 

12月18日(日)

自動車学校の憂鬱は終わらない。
うまくいかないクラッチ操作。悔しさが顔だけでなくアクセルを踏む右足に、エンジンの音に出てしまった。ああ。
怒ってどうなる。学校を出たあと怒りに流されたドライバーが何をしたか、知ってるだろ。

50週目

12月5日(月)

あっさりめの筋トレ。

 

12月6日(火)

いつもより少し息の上がる筋トレをする。

 

12月7日(水)

「シロナガス島からの帰還」をクリア。どうあれ最後まで終えるとホッとする。

 

12月8日(木)

映画「あのこと」をシアターキノで観る。最初の一分間から緊張感。
主人公の、行動、行動、行動。心境を言葉にすることはない。
そのことのあとの心境を聞きたい。
「あなた、聞いて安心して忘れるんでしょう」
監督はそんな風に見透かしていて、幕にしたのかと思う。

夜、お酒を買ってきて飲む。
今日のうちに飲んでしまわないといけないとおもって、急いで飲む。
飲み終えて、1時間ほど床で眠ってしまう。

 

12月9日(金)

水をひたすら飲む。 ひどい二日酔い。私にしては強い酒だったし、量も多かった。
いまだにこんなやり方しか知らない。

 

12月10日(土)

憂鬱が募る。明日の自動車学校に行きたくない。

 

12月11日(日)

車の運転。大惨事を想像してハンドルを握る手がガチガチ。

菊水の「メイプルリーフクラブ」におじゃま。
秘蔵のゲームを持ち寄って遊ぶ会。

2022年12月18日 (日)

49週目

11月28日(月)

小説「ファイトクラブ」を何十ページか。
映画版は1999年。エドワード・ノートン登場の巻。
当時、私の頭の中はきっとお花畑だったのだろう。ピンと来なかった。
今度は引っ掛かるだろうか。

 

11月29日(火)

筋トレ。ずっと続けてきた動きなのにふらつく。
太腿やふくらはぎはシュッとしている。この状態に慣れていないのかもしれない。

 

11月30日(水)

床を拭いたり、電子レンジの下を拭いたり。

 

12月1日(木)

藤浪辰爾デビュー 50 周年記念大会を観る。
私がプロレスを観るようになった頃、藤浪選手はピークを過ぎていた。
印象に残っているのは試合ではなく、欠場中に会場に現れた時のことだ。
観客への挨拶。長く休んでしまっているがかならず治して戻ってくるといった内容だった。まっすぐな彼の挨拶に大歓声と拍手が贈られた。
「フジナミ」という名字も「タツミ」という名前も私の友人にはいなかったから新鮮だった(今もいない)。

久し振りに観る68 歳の藤浪はあっさり負けてしまった。
だけど最後まで強そうに見えた。

 

12月2日(金)

筋トレ。ふらついたり、ふらつかなかったりする。
どうすれば解決するのかわからない。
とんがらし麺を食べる。苛々しているのかもしれない。

 

12月3日(土)

ファイナルファンタジー9を始める。
冒頭からびっしり描き込まれた絵。せっかくこんなに描いてあるのでしばらくここらで遊べないものかと思いたくなるぐらい。
通り過ぎれば次の絵に切り替わる。その間、わずか数秒。いいんだろうか。
この描き込みが見たくて時々本作に触れる。

 

12月4日(日)

DDT プロレスリング後楽園大会を観る。
D 王決勝戦。上野VS納谷。
鍛えてはいるが線の細い上野。大きな身体を大きく使うことを覚えた納谷。
いま次の一手をくらってしまうと危ないよ上野!と思わせる納谷の攻撃、追撃の速さが怖くて面白い。
上野も受けの凄さと、最後まで精度の高い技を出し続けた。

2022年12月 8日 (木)

48週目

11月21日(月)

一日中眠って回復にあてたかったのに、全身がいたくて午前中に起きてしまう。
幸か不幸か今度の劇でさわることになったギターを少しだけ。
いたむ右脚をひきづって歩く。夕方前に二時間くらい深く眠った。

 

11月22日(火)

月刊アフタヌーンが書店に並んでいるんだと思い込む。
同誌は毎月25日発売だと10代の頃から知っているはずなのに、思い込んで書店をうろつく。
明日はあるはずだ、と期待して部屋に帰る。

 

11月23日(水)

月刊(以下略)はこの日も書店に並んでいなかった。当たり前だ。
25日発売だもんな、そうだよなと我に返る。

 

11月24日(木)

買ってあったゲーム(ほかにもたっっっくさんあるんだけどさ)「シロナガス島への帰還」に触わる。
表示されるテキストを読む、ボタンを押して次のテキストを出す。
今の私は気が抜けていて、そのどちらも億劫に感じてしまって続かない。
なので動かない本の方に手がのびる。

 

11月25日(金)

かがわ軒でうどんをたべる。
新幹線のための工事による区画整理を道路一本ぎりぎりで免れたゲーセン「マキシム」へ行く。
筐体のモニタ故障のため姿を消していた「ケツイ  絆地獄たち」がビューリックス筐体に入って稼働している!!! 嬉しい嬉しい嬉しい!

夜、イナダ組「ライナス」道新ホールで観る。
切符を買う列に並ぶ。マエウシロのお客さんから期待の混じる声。ああイナダ組の公演なんだなあと。

 

11月26日(土)

MOMOThe music swells.〜」Dance Studio LoRe で観る。
マスクを外してスタンディングで観たかった。

 

11月27日(日)

夕飯をつくってたべると眠くなった。
夜中に起きて風呂に入る。

2022年11月29日 (火)

47週目

11月14日(月)

控えめにケーキをたべてひとつトシをとった。

 

11月15日(火)

札幌琴似、レッドベリースタジオ。
札幌公演は明日から日曜日まで続く。
搬入から舞台のたてこみは一人より二人、二人より三人四人の方が楽しくなる、そういう作業。

午後から明かりと音を入れての稽古。

「場面と場面のあいだを繋げ、
 もっと柔らかく、チーズのようにとろけて繋げ」

稽古中、照らす明かりがそう言っている気がした。

 

11月16日(水)

札幌公演初日。朝から昂る気持ちを抑えて過ごす。
どこに行くか、なにから始めるか。順番につぶしていく。
リハーサル、そして本番。満員の会場。やりきる。

 

11月17日(木)

昨晩、コカ・コーラとペプシコーラを大量に飲んだ。
夜中に激しい腹痛に見舞われトイレで上から下から出しまくる。
混ぜてはいけなかったんだろう。

朝、膝と足首がかたくなっている。
それは台所で洗い物をすることでほどけてゆく。

この日は昼と夜の2公演。順番にやりきっていく。

 

11月18日(金)

夜の公演だけの日。
劇場に入る時間までに余裕がある。
久しく行ってなかった焼き菓子屋さんでチャイ味の堅焼き煎餅を買う。
19 時の開演までを1時間ずつで刻んでノートに書く。

公演は変わらず。やりきる。

 

11月19日(土)

昼と夜の2公演。
夜の公演を終えて、よびとめられて
「劇中、どうして床を殴るのか。ほかの方法はないのか」と意見。
理由を伝えて、ほかの方法の有無については持ち帰る。

 

11月20日(日)

昼の公演。最後だが、最後なだけだ。
公演期間がおしまいに近づくにつれて、空気が薄くなるというか煮詰まってくるというか、劇場にかけた魔法が剥がれていくように感じることが常だったが、そうでもない今日。
昨日の「ほかの方法」へのアンサーは昨晩中に用意した。
意見したひとが観ていようといまいと私がヨシとして用意して臨む。
この回は暗転中のひとの気配にやけに敏感であったと思う。
見えはしないけど、何をやっているかよくわかったし、明るいときはよく見えた。
そしてやりきる。
部屋に帰る頃、脚が痛くなって階段を上がるのがたいへんだった。

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